女性器は「おかげさま」のところ

女性器あたりのことを日本では「陰部」といいます。そのためか、かくさなければいけない、とか、触れてはいけない(話してはいけない)ところというイメージをお持ちの方、いらっしゃると思います。
しかし、見方を変えると「子宮」ということばには「宮」という漢字が使われていますし、膣のことを「産道」とも言います。字は違いますが、「産道」は「参道」と読み方は同じで、「参道」と通じるものがあると思います。そうです。子宮・膣は「神社」と通じるという考え方もあります。
さて、神社に行くと、一般的に何をしますか?手を合わせて、お願いごとをするという方もいらっしゃるでしょう。私が年に何度か行く、伊勢神宮の本宮の前では、手を合わせて、お願いごとをせず、神様(天照大神)に感謝するというのが、参拝の作法となります。
Yoni(ヨニ)マッサージの「Yoni」とは、サンスクリット語では聖地を意味しますが、象徴として、女性器、膣を指します。
話を「陰部」に戻しましょう。陰部の「陰」は、「お陰様」(お蔭様と表記する場合も)という言葉でも使われます。何を言いたいかというと、「陰部」はかくさないといけないところ、触れてはいけない(話してはいけない)ところ、ではなく、おかげさまと手を合わせるところ、と考えることができればと私は思うのです。

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