今や夫婦の約半数がセックスレスの状態~女性用風俗の利用者が増えています

2020年のある統計ですが、婚姻関係にあるカップルの約半数はセックスレスであるという調査結果が出ています。この割合は年々増加しており、15年ほど前は、約3割であったものが約5割に増えているのです。単純に考えると、「セックスできる相手がいるのに」と思うかもしれませんが、その実態は複雑です。婚姻関係にあるなしに限定しなくても、女性の約半数がセックスレスの状態と答えているのです。セックスレスと言っていますが、「男性のペニスを女性の膣に挿入する」交接だけのものでなく、キスやペッティング、裸でのベッドインといったセクシャル・コンタクトも含んでいます。しかし性欲がないというわけではなく、セックスより楽しいことがある、セクシャル・コミュニケーションは気を遣う、面倒くさいとか。男性の場合は、性風俗や2次元でも射精という性的満足感が得られるということもあります。女性の場合は、セックスでの満足感が得られないという理由もあります。性欲はあってもセックスでの性的満足感が得られないのであれば、オナニーのほうがまだいいということもあると思います。

ここ数年、女性用風俗(性感マッサージ、性感エステ)の利用者が増えてきています。恋愛(婚外恋愛も含む)のように、コミュニケーションステップを踏んでも、性的満足が得られるかどうかわからない、リスクもあるとなれば、女性用風俗で性的満足が得られるほうがいいという考えもあると思います。実は前述のセクシャル・コンタクトでは、男性と触れ合うことで、女性ホルモンの分泌が促進され、女性としての魅力が増すという結果も出ています。

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